ブラウ亡きあとのヴァイス

 昼間はまだ暑さも少し残っていますが、朝夕は涼しくなりましたね。

ブログを書こうと思いながらも、日々の仕事に追われてしまい、今月は失礼しました。

 

ブラウ君がこの世に別れを告げ虹の橋を渡ってから、3カ月と半月が過ぎています。

あっという間に過ぎた日々でしたが、ブラウに毎日話しかけています。

 

 

 

何処へ行くのも一緒だったこの兄弟、

ヴァイスはとても寂しかったことでしょう・・・

ブラウが旅立ってからヴァイスは体調を崩してしまい、大きな病気になってしまいました。

8月23日に受診しました。

血液検査は1か月前まで問題なかったのですが、辛そうにしんどそうにするので獣医さんに診て頂くと、貧血もひどく諸々の数値から考えると白血病だろうと先生は仰いました。

 

 

 

この写真は8月23日、動物病院で検査結果を待っている時です。

 

しんどくて寝ている時間が長くなっていたころです。

 

表情がどんよりしています。

ここから治療が始まり、服薬で貧血を治療し白血球と赤血球の値が正常値内に戻るように調整して頂きました。

それに加えて、人間の白血病の方に処方される漢方薬を飲み始めました。

 

 

 

 

そうしましたら3日目でこんな笑顔が出ました。

 

生気が蘇り、表情も出てきました。

 

 

漢方薬…飲んでくれるかな??と心配しましたが、大好きなようでその時間を楽しみに待っているようです。

 

ヴァイスの体に必要な薬草なので、犬の本能で飲んでいるのだろうと、漢方薬の先生のお話でした。

 

それから1カ月余り、獣医さんの薬と漢方薬で日に日に元気が出ています。

しかし、完治する病気ではないので楽観はできませんが、今の1年を楽しく生き生きと暮らせたら、ヴァイスの年齢を考えるとゴールデンレトリバーの平均寿命を全うすることになります。

 

 

今では元の元気なヴァイスに戻り、皆さんの中に入り、「わおん」の生活を今までどおり続けています。

 

そんなヴァイスの9月の様子をご覧ください。

 

 

Wさんはいつもヴァイスを見ると「かわいいね~」「かわいいね~」と話しかけて下さいます。ヴァイスも自分からWさんに寄っていきます。

 

 

Iさんもヴァイスが横に来ると「あらまあ!」と撫でようとしてくださいます。ご自宅にも大きな犬がいるので、とても慣れてらっしゃいます。

 

 

大大ダーい好きなTおじちゃん。

ヴァイス君、お耳で遊ばれておりますが、本犬とても喜んでおります。

 

 

 

Tさんにゲームの途中なのに寄っていき、甘えています。

「よしよし」と受け入れも万全です(>_<)

 

 

 

Uさんはあまりご自分から犬を呼ばれることはありませんが、横にダウンすると可愛がってくださいます。どこをどんな触られ方をしても怒りません。嬉しい様です。

 

 

 

Oさん、ヴァイスのカタモミを・・・

 

リンパに繋がっているので、健康にも心にも最高です!💓

 

 

 

Kさん

 

昔飼っておられたハスキー犬と「サイズが一緒だ」と懐かしく思い出されています。

 

脱走して困ったお話も聞かせてくださいました。

 

 

 

Oさん

 

「ヴァイスちゃん、ここへおいで!」とよく呼んでくださいます。

 

「はいはい、おばたんこんにちわ」と嬉しそうに寄っていきます。

 

 

 

Yさん

動物にも愛情深い方で、首や背中やお腹を順番に触り撫でて下さいます。

 

 

Iさん

静かな優しい雰囲気がヴァイスにも伝わるのでしょうか?座り込んでいますね。

 

 

 

Sさん、この日が2回目にお目にかかった日です。

しっかり前回の事を覚えているのでしょうか、躊躇なくSさんに寄っていきました。

 

 

日を追ってご紹介させて頂きました。

 

この様に以前と変わらず皆さんのお相手をさせて頂いております。

ブラウとは違ったセラピーの出来る子だと思います。

 

そして先日ドッグダンスの発表会に出していただきました。

その時に来場者の方たちが選ぶ賞が5つありました。

その中でヴァイスは人を感動させられた…という意味の賞を戴きました。

セラピードッグとして人に感動を与えられる犬に成長してくれたことは、本当に嬉しかったです。

11歳ともうすぐ8か月ですが、この子をセラピードッグに育てようと迎えたことは間違っていなかったと、喜びが溢れました。

自宅に戻り、ブラウに「お空から見守ってくれたんやね、ありがとう」と告げました。

 

 

皆さん、どうぞ元気なヴァイスに出会いに「わおん」にいらして下さい。

きっと笑顔でお出迎え出来ると思います。

 

 

スタッフ犬紹介

 

 

 

 

WEISS(ヴァイス)

英国ゴールデン

    レトリバー♂2013.2.9生まれ

様々なグループでセラピードッグの勉強をし、JKC訓練競技会ではトレーニングチャンピオンを獲得。

NPO法人日本アニマルセラピー協会のセラピー犬に認定。

認定NPO法人日本レスキュー協会セラピードッグチームの潜在性テスト・適性テストにも合格しています。

 

英国ゴールデンの持つ穏やかな性質とお茶目な気質を、セラピーの分野で発揮しています。

 

2024年 10月20日

永眠 11歳8か月

自宅でママに抱かれたまま、痛みや苦しみはなく永遠の眠りにつく。

 

 

 

 

 

 BLAU(ブラウ)

ボーダーコリー

♂2009.3.15生まれ

六甲警察犬訓練所、宗平所長の指導の下、2歳からアジリティーを練習。JKC大会にオーナーハンドラーで出場し、数々の賞を戴いています。

人間と遊ぶことがとても楽しいと思っている子です。

 

2024年 6月15日

永眠 15歳3か月

「わおん」の皆さんに見守られながら、苦しみも痛みもなく、大往生を果たす。