暑い毎日ですが、少し涼しい風を感じる朝夕がありましたね。ほっと一息付けましたがそれも束の間、やっぱり暑い日っ中です。
私ごとですが・・・
ある日の朝6時、涼しかったので伸びていた庭の枝垂桜とおおでまりの枝を30分ほどチョキチョキと切ってました。
そうしたら、指と手の甲と腕の内側の筋肉がにわかに痛くなり、腱鞘炎そのものに…
痛くて痛くて、お箸やスプーンも持てません。
どうしよう・・・ピアノが弾けない・・・💦"(-""-)"
それで音楽療法どうしよう・・・と焦りましたが、ピアノ無くてもできる音楽療法を考えました。
皆さんにも謝り、ピアノなしの取り組みにご協力いただきましたm(_ _)m
その一つ目
♪うみ 歌いながらこのブルーの布を上下に全員で揃えて動かします。
海の波を表現しています。
歌のリズム(3拍子)に合わせて動かします。
勝手な速さで一人が動かしてしまうと、大きな波になりません。協調性が必要です。
皆さんで揃って大波がつくれたので、一つ風船を入れてみました。
大波を作りながら、風船を落とさないように布をコントロールします。
月はのぼるし 日はしずむ~♪の様ですね。
これをしていると、心地よい風が起こるんです。
海岸で浜風に当たっている様でした。
オーガンジーの濃いブルーとラメの生地を重ねると、こんな風に海のきらめきの様にきれいな光を放ちます。
ちょっと海の気分を味わっていただきました。
そして肩から動かすので、肩関節の可動域促進にもつながります。
但し肩に問題のある方には、少し控えて頂きました。
そして二つ目は、民謡に挑戦です。
曲は ♪九州炭坑節 と ♪木曾節 でした。
盆踊り大会では定番の炭坑節。 思わず踊りが飛んで出ます。
そして「夏でも寒い~」と歌われている木曾の御嶽山を歌ったこの曲。
Tさん
鉦を担当して下さり、剽軽だけれどもいいリズム感で鳴らして下さいました。
この音が聞こえると一気にお祭り気分です。
この二つの大きな太鼓も大活躍でした。
民謡によく登場する鳴子
木の音色に優しさを感じます。
そして皆でリズムを合わせることは、大きなエネルギーが出ます。
一体感があり、その力強い音楽の中に身を置く心地よさは、民謡の醍醐味ですね。
太鼓で合いの手を入れながら、私もそのリズムに身を委ね楽しみました。
ピアノが入らなくても、皆さんの力強い演奏と歌声があり、最高でした!!
こんな音楽の一時もいいなーと感じながら、皆さんに助けられた音楽療法の時間でした。
様々な音楽の提示の仕方を、これからも探していこうと思います。
音楽を楽しんで頂きながらも、しっかり脳への刺激は届いています。
この一時を大切にしていこうと感じたセッションでした。
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