ブラウの旅立ち

 悲しいお知らせですが、、、永遠の眠りについた写真が出ているので、そういう写真が苦手な方は、お気を付け下さいませ。

 

6月15日(土曜日) 午後3時15分  ブラウが息を引き取りました。

見事な大往生を遂げました。

 

土曜日のご利用者さんのおやつを準備していて、「いつもと違う」と気づきました。

浅い呼吸で短くハアハアとしていました。

皆さんにおやつをお出ししてブラウを見守っていると、、、

大きな呼吸を2回して、再び呼吸をすることはありませんでした。

 

痛みも苦しみもなく、眠るように旅立ちました。

最後に私たち家族の望みを叶えてくれました。

 

 

 

 

この日の朝も動物病院で、水分と痛み止めと解熱剤を点滴で体に入れて頂いていました。

 

 

排尿も排便もまだあったので、ここ数日は大丈夫かなと思っていましたが・・・

とっても穏やかに眠り、美しい寝顔です。

今にも呼吸してお腹の辺りが盛り上がってきそうな、そんなお顔でした。

 

自分のエネルギーをすべて使い果たしたんだと思います。

このタイミングをブラウは計画していたかのように、迎えました。

 

亡くなる1週間で家族全員に会いました。

海外在住の人間長男が仕事で帰国し、次男家族とも一緒に食事会で会い、特に大好きだった次男のお嫁ちゃんにも撫でてもらい、可愛がってくれていた私の両親の家にも遊びに行ってました。

 

その上、3月15日生まれのブラウが6月15日に旅立ち、15年と3カ月を図ったかのように、旅立ちました。

 

 

 

わおんから慣れ親しんだ我が家に戻り、

いつものベッドで眠っています。

 

再びヴァイスがとても不思議な行動をしました。

 

お葬式の日の明け方、自分のお気に入りのぬいぐるみを、ブラウの前に咥えて持ってきて、ブラウから見えるところに置きました。

 

一体どう思ったのでしょう?

ブラウの反応が無いからか、自分もゴロンと横になり、目は開いているのです。

「これあげるから、お兄ちゃん起きてよ!」なのか・・・

「これお別れにあげるよ、お空で遊んでね」なのか・・・

 

前のブログにも書きましたが、亡くなる前の夜には3時間じっとブラウを真横で見守っていましたし、兄弟の最後の関わりに私は涙が溢れました。

きっとブラウも嬉しかったと思います。

亡くなる2時間ぐらい前までは意識があったので、ブラウはヴァイスの行動が分かったと思います。二人にしかわからない会話が交わされたのでしょうね。

ヴァイス、ありがとう。ブラウ良かったね。

 

 

下の写真はお葬式です。

 

 

 

ヴァイスもお葬式に参列しました。

ブラウが棺に横たわっているのを、

家族のお焼香の間、全く目を逸らすことなく、じっと見つめたままでした。

 

 

棺には大好きだったおやつや果物、おもちゃも持たせました。

先に天国に行っているお友達へのお土産も持って行きました。

とうとう、6月17日(月曜日)虹の橋を渡りました。

一緒に服従訓練やアジリティーを練習したお友達が、出迎えてくれたでしょう。

ブラウのお父さんお母さんも、息子を迎えたことでしょう。

今頃、再び元気な脚になって、空で走り回っているかもしれません。

 

ブラウ、ありがとう!

わおんのわんことして、一杯皆さんに驚きや喜びを提供してくれたね。

ヴァイスにはない身体能力で、皆さんを楽しませてくれたね。

 

そしてアジリティー犬として数々の賞を戴き、家族をハラハラドキドキさせてくれました。ブラウのお陰で楽しいワンコライフを経験させてもらいました。

 

ちょっとゴンタな所もあったブラウ、本当にありがとう。

お空からわおんを見守っていてくれることと思います。そして弟犬ヴァイスを見ているでしょう。

 

 

 

 

今はこんな風に・・・

 

17kgあったブラウが骨壺に小さく収まっています。

 

とは言え頭蓋骨が綺麗にそのまま残っていたので、それを壊さずに入る壺の大きさが、ずいぶん大きいなと感じました。

沢山のロゼットの中から、一番良い1等賞を二つ(青いロゼット)とラストランで43頭中7席入賞のロゼット(ピンク)を飾ってやりました。

ブラウの勲章です。

 

皆さん、どうぞブラウの事を忘れないでください。

わおんのワンコの長男は「中村ブラウ」です。

 

 

スタッフ犬紹介

 

 

 

 

WEISS(ヴァイス)

英国ゴールデン

    レトリバー♂2013.2.9生まれ

様々なグループでセラピードッグの勉強をし、JKC訓練競技会ではトレーニングチャンピオンを獲得。

NPO法人日本アニマルセラピー協会のセラピー犬に認定。

認定NPO法人日本レスキュー協会セラピードッグチームの潜在性テスト・適性テストにも合格しています。

 

英国ゴールデンの持つ穏やかな性質とお茶目な気質を、セラピーの分野で発揮しています。

 

2024年 10月20日

永眠 11歳8か月

自宅でママに抱かれたまま、痛みや苦しみはなく永遠の眠りにつく。

 

 

 

 

 

 BLAU(ブラウ)

ボーダーコリー

♂2009.3.15生まれ

六甲警察犬訓練所、宗平所長の指導の下、2歳からアジリティーを練習。JKC大会にオーナーハンドラーで出場し、数々の賞を戴いています。

人間と遊ぶことがとても楽しいと思っている子です。

 

2024年 6月15日

永眠 15歳3か月

「わおん」の皆さんに見守られながら、苦しみも痛みもなく、大往生を果たす。