アンネのバラにヴァイスも励まされて

 皆さん遅かった梅雨をいかがお過ごしでしょうか?

梅雨の晴れ間に用事を沢山片付けて、お疲れが出ていませんか?

 

そんな気持ちの晴れない梅雨の日に、こんなにきれいなお花を咲かせてくれました。

 

 

 

わおんスタッフのお義母さまから戴いた

アンネのバラ」🌹です。

 

小さい細い枝に一輪ですがお花を咲かせてくれました。

 

きっと精一杯の力で咲かせてくれたのでしょう・・・

 

心が和みます。

この花が今朝咲いているのを見つけて、本当に嬉しいでした。

 

何故かというと、もちろんお花も美しいですが・・・

わおんのヴァイスが昨日、脂肪腫を摘出する手術を受けました。

全身麻酔で10センチほど切り、とってもとっても本人は不安な一日を過ごしました。

 

 

 

前日の夕方、

ご機嫌で遊んだ2頭です。

 

 

最近、このダミーが2頭ともお気に入り。

当分は走れないので、思いっきり遊んで体を動かしました。

 

 

そして、次の日の朝☀神戸へ🚙

 

 

動物病院の駐車場で、最後にブラウに

「お兄ちゃん、行ってきます」と・・・

 

「僕も3月に頑張ったんだから、ヴァイスも

頑張れよ!」と・・・

 

 

そんな会話があるはずもなし、

でもここの駐車場に来ると、ちょっとナイーブな二人です。

 

 

 

 

お兄ちゃんと別れて、「あれ!?」っと

思っているのでしょうか。

 

 

 

でも「ママが一緒だから、大丈夫!!」

の気持ちでしょう。

ところがこの後、ママはリードを看護師さんに渡すし、ママは診察室に入ってこないし、

「あれ!?変だ!!!」と気づき、ドアの前ででんと座り込みのヴァイスでした。

 

看護師さんや先生になだめられて無理やり連れていかれ、鳴きはしないのですが悲壮感が・・・他の受診犬のママやパパが「あの不安そうな顔、頑張れよ!」と応援してくださいました。

手術はそんなに難しいことではないのですが、ヴァイスはママと離れることがトテモつらく、自分を一人ぼっちになんでするの?と訴えていました。

 

それでも一人で午後からの手術を待ち、全身麻酔で眠り、無事手術を終えました。

 

 

 

ヴァイスが手術を受けるまでの間、ブラウと久しぶりに神戸の自宅近くの海にお散歩です。

 

ヨットハーバーもあり、ブラウが子供のころからのお散歩コースです。

 

ヴァイスが居ないのですが、ちょっとルンルンなブラウです。

 

 

 

ブラウ君、ここの芝生も大好きです。

 

ボールやディスクでよく遊びました。

 

海風がとっても心地よい場所です。

 

磯の香をクンクン。

 

海に貨物船も見えました。

 

淡路島が手に取るように見えています。

 

ここでリードを放したら・・・

 

ブラウは幼いころの散歩コースを覚えていたのです。

一目散に海岸まで走りました。

昔はここでよく泳いだね~~~懐かしいね。

後ろに見えているのは明石大橋です。それからたくさん泳ぎ、どんどん沖の方へ泳いでいき、「ああ楽しかった!」の表情で、海から上がってきました。

 

 

 

帰り道、休憩。

 

テラスの席があったので、

ママはタピオカマンゴージュース🍹、

ブラウは馬アキレス🐎 です。

 

 

ちょっとおやつタイムを取り、

ヴァイスの待つ動物病院へ戻りました。

 

たまにはブラウと二人の時間もいいね!

病院に着くとヴァイスはもう麻酔がかかっており、「お母さん、今から始めますからね」と先生。「とってもお利口にしてましたよ」と言われ、ブラウと楽しく遊んでいる間、ヴァイスは頑張っていたんだな…😿と、、、

 

少し待つと先生が「お母さん、こんなのが取れました」と想像していたものより大きな脂肪腫の塊を見せてくださり、もっと大きくならないうちに取って頂き良かったと思いました。

それから歯磨きを徹底的にしてもらってお口の中もさっぱりし、覚醒の注射を打ってもらいましたが、なんと手術室から凄いうなり声?叫び声?鳴き声?何とも言えない声が聞こえます。ヴァイスが目覚めて、恐怖と不安と様々に口走っている💔と先生。

 

それから2時間くらい術後を観察していただき、大丈夫だろうということで自宅に帰らせてもらえました。でもまだ後ろ足がフラフラで、車に飛び乗れません。

病院スタッフの方たちに助けていただき何とか車に乗せ、1時間半ほどで帰りました。

 

 

自宅に戻っても立ち上がることは少なく、こうして横になっていました。

 

ママに置いていかれたら嫌だという気持ちが強く、私が違う部屋に行こうものならよろよろと歩いてきます。

この洋服は病院で用意してくださったのですが、傷口(右の胸辺り)がすっぽりと隠れます。傷口をあまり気にする様子もなく、出血もないのですが、痛みはどうなんでしょう…

 

あんなに食いしん坊のヴァイスなのに、朝から何も食べてないのに、ご飯を食べません。

いつものご飯のスープだけを飲みました。

 

ブラウ同様、この一晩が大切と思い、私の横で休ませ見守って過ごしました。

お陰で、今日は眠たいですzzz…

 

 

 

今朝はご飯はしっかり食べましたが、、、

 

何だかまだはっきりしない表情です。

 

 

でもわおんに一緒に連れてきました。

そうしたら皆さんの中で、「かわいそうだったね」

「よく頑張ったね」とお声をかけていただき、

すこーししっぽが揺れていました。

昨日病院で用意していただいた洋服が少し汚れたし、袖がないので脇から後ろ足で傷口を引っ掻いてしまい、洋服を着替えました。

袖がついている方がいいかな?

 

 

ドッグランに出ても、しっぽが下がったままです。

 

元気に走る気にもなれません。

 

この洋服はしっかり傷口をカバーしてくれるサイズだったので、着替えました。

 

 

ブラウが元気に走っても、

それをじっと座って見ているだけでした。

 

教えないのに時分は走れないことを分かっているのですね。

 

早く一昨日の様に、元気に走りたいね。

 

 

この後姿が、何ともしょんぼりしていて・・・

 

幼いころのヴァイスの似顔絵が描かれているのですが、寂しげに見えます。

 

こうして座ったまま・・・

 

 

でも日にち薬!

傷口を見ましたが、出血もなくカラッとしていて

綺麗でした。痛々しいですが💔

当分の間、運動はできませんが、今日は皆さんから優しい声をかけていただき、気持ちは前向きになってくれていると思います。

スタッフからも励ましの言葉をもらい、きっとすぐに元気になると思います。

 

今晩もママと一緒に休もうねzzz💛

皆さん、ヴァイスの回復を祈ってやってください。

 

 

もう一度見てください、このお花🌹

ヴァイスのお見舞いに「アンネのバラ」が咲いてくれたようで、本当に嬉しいでした。

 

不思議な神秘的な色ですね。

大切に育てようと、様々に準備OK~(笑)です。

 

大きな木に何輪もの花をつけてほしいと願っています。

 

何か話しかけてくれているように思いませんか?

スタッフ犬紹介

 

 

 

 

WEISS(ヴァイス)

英国ゴールデン

    レトリバー♂2013.2.9生まれ

様々なグループでセラピードッグの勉強をし、JKC訓練競技会ではトレーニングチャンピオンを獲得。

NPO法人日本アニマルセラピー協会のセラピー犬に認定。

認定NPO法人日本レスキュー協会セラピードッグチームの潜在性テスト・適性テストにも合格しています。

 

英国ゴールデンの持つ穏やかな性質とお茶目な気質を、セラピーの分野で発揮しています。

 

2024年 10月20日

永眠 11歳8か月

自宅でママに抱かれたまま、痛みや苦しみはなく永遠の眠りにつく。

 

 

 

 

 

 BLAU(ブラウ)

ボーダーコリー

♂2009.3.15生まれ

六甲警察犬訓練所、宗平所長の指導の下、2歳からアジリティーを練習。JKC大会にオーナーハンドラーで出場し、数々の賞を戴いています。

人間と遊ぶことがとても楽しいと思っている子です。

 

2024年 6月15日

永眠 15歳3か月

「わおん」の皆さんに見守られながら、苦しみも痛みもなく、大往生を果たす。