立冬も過ぎると肌寒くなってきました。
「少しご利用者さん達の血圧が下がり気味」と看護師は心配しています。
それで・・・
毎日の音楽療法の前に、手毬遊びを取り入れています。
三種類の手毬を使い(竹製・紙製・布製)、素材の違いを手に感じていただきます。
初めは、お隣さんへ手毬をリズムよく回します。勿論曲は♪毬と殿様♪です。
次は、両隣以外の方に手毬を投げます。手毬の動きに歌のリズムを合わせます。
最後に、投げる時に一言何かを言います。「おはよう」「ありがとう」「元気?」等。
その時の皆さん・・・それはそれは熱が入ります。
最後には汗ばんできます。
そんな皆さんの表情をご覧ください。
竹製の手毬です。
投げる方と受ける方と、
「それ!」「ハイ!」と息を合わせて~
布製の手毬です。
中にはペットボトルのキャップが入っています。
Sさん「それ!行くよ~おじいちゃん!」
さっきまで「寒い寒い(-_-;)」と・・・
終った頃には「あ~汗かいたよ!」
真正面の一番遠い方へ!
「それ!」とFさん。
紙製の手毬です。
上手く受け止められて、満面の笑みが!!
「さあ次誰に投げようか?」と。
「手毬の形はゴメンして!」っと。
上手く受け止めるには体も使います(笑)
思わぬ方向に飛んでしまい、苦笑する場面も。
Yさん「ああ、すまんすまん」(>_<)
遠くの方に投げるにはアイコンタクトと力加減を考えて・・・
違う日の方々は・・・
Iさんしっかりキャッチです。
さあ次は遠くに投げようと…
「そっちや!」
歌いながら手毬を投げる・・・
歌に力が入ってしまい、なかなか手毬が投げられない・・・こんな場面もありました(^^♪
そんな時は皆で歌います。
皆さん体も温まってきて、表情も豊かになってきますね。
(^_^)/
いつ自分の方に飛んできても大丈夫なように、心と体の準備OK~
投げる時の一言!
相手を決めて、その方に合う言葉、「う~~ん」
ちょっと考えながら・・・
Nさんは「元気で行きましょう!」っと。
運動しながら何かを考えることは、認知症予防にもつながります。
脳のネットワークをフル活用するからだそうですよ。
心身ともに活気付いて!❤❤❤
この遊びが終わる頃にはいつもエアコンのスイッチをOFFにします( ^)o(^ )
そんな私たちの遊びを「僕たちつまらない・・・」っとこの子達、ちょっと怒り顔。
皆さんの中に入って手毬で遊びたいのです。
「だって君たちに手毬渡したら咥えてどこかに持っていくでしょう?」
だからクレートの中で見ていましたが、出してやってもこの表情<`ヘ´>でした。
コメントをお書きください