歌うだけでも楽しいけれど・・・

よく、音楽療法って歌を歌うんですか?って尋ねられます。

もちろん歌も歌います。でもいろんな取り組みをやっています。


今日ご紹介する場面では~~

ただ歌うだけでなく何かをしながら・・・他の事にも気を配りながら・・・


これは、♪汽車 を歌いながら、

ボディーパーカッションを入れています。

手で太腿を右・左・両手でパーン。

もう一度右・左・今度はパンパンと2回。

 

ドウンドウン パーーン

ドウンドウン パンパン というリズムで。


これを続けることが、意外と難しい!

 


   

紙製の棒を持っていますね。

自分の前で1回「パン」と棒を叩きます。


この時、タイミングが全員揃うと結構いい音がしました。

一体感が出た瞬間です。そんな場の共有間も味わえます。


次に隣の人と棒を交えて「パン」です。


この繰り返しですが、隣と言っても両隣を意識しなくてはいけません。

「あれ!?隣と合わない・・・」なんて事も出てきます。


曲は参加者のリクエスト♪一寸法師です。


これは、♪銀色の道 です。

歌う事で季節感も楽しめますが、ちょっと

リズムを入れてみました。

 

一番手前Sさんはアゴゴで基本のリズム。

崩れないでね!!「あら、責任重大ね」

 

その横二人はタンバリンを2拍4拍目で。

これが1拍目に移動しがちで…(>_<)

引き続き♪銀色の道 ですが、

ハンドドラム×2 と フレームドラム

「軽く入れてね」とお願いし、1と3拍目

です。


ドラムとタンバリンの音が入れ替わり聞こえるはず・・・そしてベースにアゴゴの音が鳴り続ける・・・

「あれ~~」どこで崩れたんだろう???

って大笑いしました(>_<)


失敗もあり大笑い、上手く決まり「おーー!きれい!!」と感激。

音楽療法の時間の中では、様々な感情が出てきます。


でも実はこれって結構脳トレになっています。

音楽を楽しむっていうことが、大前提ですが(^^♪

皆で大笑いしたり、「難しい」と頭を抱えていると、このお二人さんもやってきます。

ブラウ「ねえねえ、何がそんなにおかしいの?」

ヴァイス「僕も何だかおかしくなってきました~(>_<)」のような表情です。



さて皆さん、もう1月も残り少なくなっています。

まだまだ「冬」と思っていますが、

ご利用者さんがこんな春の香りを持ってきて下さいました。


朝にはまだ上の写真の様に蕾だった蠟梅。


午後にはこんなふうに、お花がほころびました。

とっても素敵な春の香りです。


春、遠からず。。。です。

スタッフ犬紹介

 

 

 

 

WEISS(ヴァイス)

英国ゴールデン

    レトリバー♂2013.2.9生まれ

様々なグループでセラピードッグの勉強をし、JKC訓練競技会ではトレーニングチャンピオンを獲得。

NPO法人日本アニマルセラピー協会のセラピー犬に認定。

認定NPO法人日本レスキュー協会セラピードッグチームの潜在性テスト・適性テストにも合格しています。

 

英国ゴールデンの持つ穏やかな性質とお茶目な気質を、セラピーの分野で発揮しています。

 

2024年 10月20日

永眠 11歳8か月

自宅でママに抱かれたまま、痛みや苦しみはなく永遠の眠りにつく。

 

 

 

 

 

 BLAU(ブラウ)

ボーダーコリー

♂2009.3.15生まれ

六甲警察犬訓練所、宗平所長の指導の下、2歳からアジリティーを練習。JKC大会にオーナーハンドラーで出場し、数々の賞を戴いています。

人間と遊ぶことがとても楽しいと思っている子です。

 

2024年 6月15日

永眠 15歳3か月

「わおん」の皆さんに見守られながら、苦しみも痛みもなく、大往生を果たす。