ソプラノ歌手、澤田理絵さんのコンサートに先程行ってきました。
コンサートに行く前に、「デイサービスわおん」では今日の音楽療法を行っています。
「今日はどんな曲がプログラムに入っているか?」というテーマで選曲しました。
そうすると、♪荒城の月 ♪赤とんぼ ♪ふるさと を歌っていたのですが、ぴったプログラムに入っていました。 ご利用者さん達は「さっき歌った曲やね(^^♪」!!
澤田さんは光は感じられるそうですが全盲の女性で、盲導犬とともにコンサートや様々な音楽活動をされています。
私たちは日ごろから音楽療法とドッグセラピーの中で、音楽と犬を身近に感じており、ご利用者さんたちは「是非このコンサートに行ってみたい!」と希望されました。
コンサート開始前、ホール入り口で・・・何故か皆さんが緊張です。
ホールの中でも皆さん緊張・・・ご自分が歌うかのようですよ!!
前から5列目の中央席、一段高くなっている席なので、舞台が見やすく聴きやすい席です。
この席確保に職員2名が担当、頑張りました。
こちらは少しリラックスでしょうか?
開演前って聞く方も確かに期待と緊張ですね!でもこれもコンサートの楽しみです。
「どんな人かしら?どんな声かしら?」
こんなステージでした。
このシーンは実は2部なんです。
1部の写真は撮ってはいけないと思い、控えていましたが、周りの方たちが撮ってらっしゃったので、私も・・・でもこれってマナー違反ですよね! ごめんなさい。
1部が終わってソリスト退場の時です。盲導犬はしっかりお仕事しています。
歌が終わるまで、立ち上がることも座りなおすこともなく、じっと待っていました。
でも時々頭を上げて、ステージから客席を眺めていましたよ、その仕草の可愛いこと!
澤田理絵さんの生き方と歌声の様に、エネルギッシュなお花がステージに飾られていました。
二部が始まって、盲導犬とともに登場された場面です。
もちろん澤田理絵さんにも観客は拍手ですが、盲導犬のけなげな働きにも拍手が送られていたと感じました。
澤田さんに寄り添って、ずっとステージに伏せていましたね。
澤田さんの歌声をわおんのご利用者さん達は、「鈴みたいな声やった」「えらい勉強されたんやろうね」等など、感動を受けて
帰りの車中でも、「勉強せなあかんわなあ私らも・・・」と刺激力「大」でした。
本当に低音も魅力的だったし、高音の迫力やささやきかけるような歌声に、時間の経つのも忘れていました。
このドレス、可愛い~~💛
周りの方たちは皆さん退席されていますが、出口が混み合っているだろうね…と、最後まで席に留まり感想を言いあっていました。
「良かった~~またこんなコンサートに来てみたいわ!」
「私はね、65年ぶりにこんなコンサートに来たわ、前に行ったのは藤原義江よ!」って
時代を物語っていますね~
皆さん「芸術の秋」を楽しんで、メタセコイアの落ち葉を踏みながら帰途につきました。
「声の広場」「朗読ボランティアひだまり」の主催で行われたコンサートでした。
「こんなコンサートがありますよ」とお声掛けいただいたスタッフの方々、ありがとうございました。
また会場ではスタッフの方々に温かく見守って頂き、感謝申し上げます。
そしてデイサービスわおんに帰ってみると、「僕達お留守番したよ~~🐶🐶」っと、
わおんのわんこが得意げに座っていました。
でも「今見てきた盲導犬・・・凄い子だったよ」っとご利用者さんに言われ(・へ・)
ちょっと凹んだブラウとヴァイスでしたね。
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愛ちゃん (火曜日, 02 12月 2014 13:01)
みなさんとても良い表情をされていますね♪
写真から暖かさが感じます。
盲導犬も本当に賢いんですね。私よりも賢かったりして・・・(笑)
わおん (火曜日, 02 12月 2014 17:55)
愛ちゃんさん
コメントありがとうございます。
皆さんの表情はとても穏やかでした。
そして皆さんご自宅に帰られてから、ご家族にコンサートの様子を
お話されたそうです。
こんなお出かけも取り入れていきたいと思っています。
盲導犬は本当に素晴らしいです。
なのに・・・悲しい事件がありましたね(・。・;
こんな子を傷めつける人間、最低だと思います!!